阪急電鉄における列車監視業務は、阪急施設内(主に線路内)にて作業を行う際に、列車に注視し

列車を確認すると直ちに作業員に退避指示を出し、列車接触阻害事故を未然に防ぐ大事な業務であります。

阪急電鉄が実施している列車監視員資格認定試験に合格した者が業務に就くことが出来ます。

警備業法ではこれらの監視業務は警備業法第2条第1号に定義されるいわゆる1号業務に区分されて、

当社では列車監視業務を行う全ての警備員に交通誘導とは別に施設警備の法定教育を行っております。

 

 


全国警備業協会の月刊誌「セキュリティタイム」2022年3月号にて列車見張り(列車監視業務)についての説明がありました。

これまで、列車見張り業務が何号業務にあたるかを明文化したものはありませんでしたが、警察庁の指導の下作成された本文章内でしっかりと列車見張りは1号業務と書かれているので、各警備業者は正しく施設警備業務の教育を行った警備員を配置させるようにとの事だと思います。

 

当社では所轄防犯係担当官より列車見張り業務当初より1号業務の教育をして配置に就かせよとの指導を頂いており、10年以上に渡りそのように行っております。業者の中では2号業務として列車見張り業務を受託しているところもあると聞きますが、それは警備業法違反の可能性もありますので、留意頂きたいと思います。2022.03.19